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強い歯ぎしりや食いしばりの緩和に

咬筋ボトックス注射

女性イメージ

強い歯ぎしりや食いしばりの緩和には、美容医療で実績も多く、副作用が少なく安全性が高い咬筋ボトックス注射が最適です。

※食いしばる時に使う筋肉を「咬筋」と呼び、硬い食べ物をかみ砕くときに働きます。

当院が咬筋ボトックスご案内をする理由

PC作業

コロナ禍よりスマホやPC作業で下を向く姿勢が増えた。

歯痛

歯ぎしりや食いしばりをするようになる。

診察

マウスピース療法や・筋マッサージ療法では解決できなくなる。

コロナ禍よりスマホやPCの長時間作業が増え、下を向く姿勢が増えた事により咬筋の強い緊張による歯ぎしり・食いしばりの患者様が増えてきました。

強い歯ぎしり・食いしばりは、歯の破折、詰め物や被せ物や入れ歯の破損、歯周病・虫歯・知覚過敏の進行、顎関節症、頭痛・肩こり・老け顔(顔の筋肉肥大・法令線)など様々な問題を引き起こします。

咬筋ボトックス注射は、歴史も長く、美容医療で実績も多く、副作用が少なく安全性が高いものであると明確であるため、当院でも採用する事にしました。
「極力歯を削らない。歯の寿命を延ばす」といった当院の医院理念にも合致します。

副作用が少なく安全性が高い

咬筋ボトックス注射

33,000円(税込)/ 両側50単位

咬筋ボトックス注射とは

ボツリヌス菌が生成する毒素である「ボツリヌストキシン」を注入して筋肉の働きを緩和する治療法です。以前より眼瞼・顔面痙攣の治療、美容外科ではシワ取りやエラの縮小などで行われており安全性が確立されています。

歯科の分野では、噛む力に関係する咬筋の緊張や働きを和らげる事によって、歯ぎしりや食いしばり、顎関節症などの様々な症状の緩和・改善が期待できます。

使用薬剤はボツリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種であり、ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないので、ボツリヌス菌に感染する危険性はありません。

歯科医院における咬筋ボトックス注射は、外見だけにフォーカスする美容診療とは異なり、「医療」としての治療となります。当院では治療前に咬筋の筋圧を測ります。

こんな方におすすめ

  • 強い歯ぎしりや食いしばりがある方
  • 顔のエラ張りが気になる方
  • ナイトガードが使えない方・破れる方
  • 詰め物被せ物がよく取れたり割れたりする方

咬筋の説明画像1
咬筋の説明画像2
咬筋の説明画像3

当医院で使用するボツリヌストキシン製剤について

当院では、医療用途として承認されている製剤を使用しています。
効果の持続期間や感じ方には個人差があり、診断のうえ適切な量を調整して行います。
使用製剤イメージ

美容医療クリニックと何が違うの?

咬筋ボトックス注射は美容外科などでは一般的ですが、お口周辺の問題を改善するためには、噛み合わせや顎の関節など、口腔内の状態を考慮する必要があります。

歯科医院では必要に応じて口腔内の処置を並行して行う事で、よりバランスのとれた総合的な治療が期待できます。

治療のメリット

施術イメージ
施術時間が15〜30分と短い
施術内容が咬筋に注射をするだけですので、施術時間が15〜30分と短いです。治療に時間を必要としないため、仕事、家事や育児で忙しい方にも最適です。

痛みイメージ
施術時の痛みが少ない
針を刺した時に少し痛みを感じる程度ですので、大きな痛みを伴う事はありません。

ダウンタイムイメージ
施術後の大きな腫れや痛みが少ない
施術後は、顔が大きく腫れたり、長時間痛みが続いたりする事は殆どありません。注射した箇所の内出血が起こる可能性がありますが、施術当日でも針を差した箇所以外はメイクする事もできます。

治療のデメリット

時間イメージ
効果を実感するには時間がかかる
治療後すぐに歯ぎしりや食いしばりが改善されるのではありません。効果を感じるには3〜4日後から少しずつ緩和され、約2週間で症状が安定します。

期間イメージ
効果は3〜6ヶ月程度
一度の施術で効果が続くのは3〜6ヶ月が目安で、徐々に薄れてゆきます。回数を重ねると持続期間が長くなる傾向がありますので、定期的に治療を受ける事をお勧めします。

食事イメージ
固いものが一時的に噛みづらくなる
咬筋の働きを柔らげるため、一時的に固いものが噛みづらくなる場合がありますが、徐々に慣れていくと普段通りに食事ができ、過度な心配は不要です。

咬筋ボトックス注射の副作用と注意点

  • 注射部位に内出血や腫れが生じる可能性があります(1~2週間で消失します)。
  • 噛むときに使う筋肉のバランスが変わるため、頭痛を引き起こしてしまう可能性があります(数日で治ります)。
  • 治療後3日程度は熱いお風呂やサウナは控えて下さい。
  • 治療後3日程度はマッサージ、こするような洗顔やクレンジングは避けて下さい。
  • 治療後1週間程度は顎が疲れやすくなったり違和感を覚えたりする事があります。
  • 治療後1週間程度はアルコールの摂取や激しい運動は避けて下さい。
  • 治療後3ヶ月程度は男女問わず治療後3ヶ月の避妊が必要です。

咬筋表面筋電図検査

筋電図検査のイメージ

咬筋の活動量を数値化して測定する検査です。
「なんとなく食いしばっている気がする」ではなく、数値として左右差や負担の大きさを確認することで、ボトックス治療が本当に必要かどうかの判断材料になります。

所要時間:10分 / 費用:保険適用

検査結果で分かる事

数値に左右差がある場合

かみ癖があるので意識して直しましょう。

放置していると、強い方の歯が破損する可能性があります。

補綴物の噛み合わせに問題がないか診査する必要もあります。

高い数値の場合

マウスピース治療や筋マッサージ療法、咬筋ボトックス注射でのフォローが推奨されます。

放置すると、顎関節症や歯ぎしり・食いしばりを起こし、歯の破折、詰め物や被せ物や入れ歯の破損、歯周病・虫歯・知覚過敏の進行、顎関節症、頭痛・肩こり・老け顔(顔の筋肉肥大・法令線)などの問題を引き起こす可能性があります。